ミルクが合わない!?そんなことあるの??

乳糖不耐症と知らずに・・・・

乳糖不耐症って!?

乳糖不耐症とは

乳糖不耐症とは、乳糖(ラクトース)の消化酵素のラクターゼが消化できないことで、消化器に生じる諸症状。多くの場合、消化不良や下痢などの症状を呈する。

乳糖は乳糖分解酵素(ラクターゼ)によって、ガラクトースとグルコースに分解され、体内でエネルギー源になります(4kcal/g)。 乳児にとって乳糖は非常に重要な栄養素であるとともに、乳酸菌の栄養源でもあり、腸内で乳酸菌の発育を助けます。

乳糖(ラクトース)はガラクトースとブドウ糖(グルコース)が結合した2糖類で、母乳牛乳などに含まれる栄養素です。口から摂取された乳糖は小腸粘膜に存在する乳糖分解酵素(ラクターゼ)によって分解されて小腸粘膜より吸収されます。

乳糖不耐症では、この乳糖分解酵素が生まれつき欠損したり、少量しか産生されないために、酵素活性が低く、小腸での乳糖の分解がうまくいかずに不消化の状態で腸内に残ります。 分解されなかった乳糖は大腸のなかで腸内細菌によって発酵し、脂肪酸と炭酸ガスおよび水になります。発生した炭酸ガスや脂肪酸は腸を刺激して自発運動(蠕動)を亢進させます。また、不消化の食物残渣により大腸のなかの浸透圧が高くなるので、腸管の粘膜を通して体のなかから水分が腸管のなかに移動し、下痢を引き起こします。

遺伝的に乳糖分解酵素をもたない場合を先天性乳糖不耐症といいます。乳糖分解酵素は小腸粘膜の先端部位にあるため、小腸粘膜が傷害される多くの病気で二次的に酵素活性が低下します。これを後天性(二次性)乳糖不耐症といいます。乳児ではウイルスや細菌による腸炎のあとで腸粘膜が傷害されて、酵素活性が低下することがよくあります。小腸を休ませて粘膜が回復すれば、また乳糖を分解することができるようになります。

つまり、ミルクを飲ませた後、下痢ばかり引き起こしている赤ちゃんは、乳糖不耐症の可能性があります。

そうした場合、通常のミルクではしっかり栄養が吸収されないため、乳糖不耐症用のミルクを飲ませたり、10ヶ月前後になってくれば、早めに離乳食に切り替えるのも手かもしれません。

 

乳糖不耐症の赤ちゃんはどうすべき!?

ほとんどが二次性乳糖不耐症ですので、ミルク栄養児の場合は乳糖の入っていないミルク(ノンラクト、ラクトレス)を使用します。
各種のアレルギー用ミルクも使うことができます。大豆乳のボンラクトも可能です。

※ボンラクトはあまりそればかり飲むのは大豆アレルギーが出てくることがあるので、長く飲むことはおすすめしません。

母乳の児の場合には乳糖分解酵素の内服を行います。母乳を飲む前に内服します。回数が多い子では1日3回か4回内服します。

※浸透圧性下痢症は慢性下痢症の中の重要な原因のひとつです。慢性下痢症とは下痢が2週間以上続くものをいいます。
※下痢とは便の水分が増して量が増えた状態で、排便の回数が増えてきます。小児の場合、10g/Kg/日以上あるいは200g/日以上の便量を認める場合に下痢としています。

 

まとめ

実は私の子供も、乳糖不耐症でした。
気づいたのは7か月くらいの時期でした。
ミルクはしっかり飲んでいるのですが、いつも下痢の症状があり、
体重がほとんど増えないという期間が続き、病院に行くことに…
そこで判明したのが「乳糖不耐症」という症状でした。
赤ちゃんの4人に一人は乳糖不耐症といわれており、もしかすると気づかないまま過ごしてしまう方も多いのではないでしょうか。
ただ、赤ちゃんにとってしっかりミルクをとることは成長過程において非常に大切です。
私は看護の知識が少しあったことで違和感を感じ、病院に行きました。
そのため、まず赤ちゃんに少しでも違和感を感じたら病院に間迷わず向かいましょう。
意外と私たちでは気づけない原因が潜んでいる場合もあるからです。

今回、このような内容で書かせていただいたのは、「乳糖不耐症」という症状があるということを認知していただきたかったことと、赤ちゃんの変化、体の症状に敏感になってほしいということを伝えたかったからです。

 

 



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