赤ちゃんの発達パート③(聴覚)

赤ちゃんの耳はいつから聞こえてる??

赤ちゃんの耳の感覚器官は形としては、妊娠10週までに出来ています。
神経が出来上がり脳に情報が伝達される機能をもつのは20週~25週にかけてで、
その頃からママの心臓の音や身体を流れる血液の音などが聞こえ始めます。
在胎26~28 週頃には大きな音に対して動いて反応します。

つまり、お腹の中にいるときにはすでに赤ちゃんの耳は聞こえるようになってます。

 

生まれてからの聴力の発達

新生児は、音の発した方向に顔を向けます。興味深いことに、頭を向ける反応は、生後約6 週間くらいで一度消失してしまいます。
それが再び現れるのが生後3ヵ月~4ヵ月になってです。この頃になると、目でその音源を探すようになります。頭を向ける反応が一時的に消えるのは、成熟的な移行を反映しているものと考えられています。

4ヶ月になると、暗い中でも正しく音源を定位することができるようになります。
6ヵ月では、視覚刺激を伴う音に対する応答的反応が顕著に増加し、より正確に音源を定位できるようになります。

1歳頃には、段々と言葉を理解する様になり、大人が話している言葉の真似ではなく言葉を理解して話し始めます。また遊びなどに夢中になると、周りの余計な音をシャットアウトできる様になることにより集中力も増してきます。

こうした能力の発達は、その後2 歳まで継続していきます。また、新生児は、人の音声の持つさまざまな特徴をも弁別できるといわれています。例えば、日本語では区別されない「ra」と「la」でも、日本人の乳幼児は弁別できます。生後6ヵ月になると、言語について十分な情報を抽出できるようになり、同時に使用されない言語音は消失しはじめます。人間の新生児は、すでに話し言葉の特性に同調する知覚メカニズムを持って誕生し、そのメカニズムによって、その後の言語の習得が容易になると言えます。

難聴の兆候

正常な聴こえの赤ちゃんの音への反応

①生後すぐ…突然の大きな音にびっくりしたような反応を示す。 音がする方向に顔を向けることもある。

②生後 2 か月頃…聴力が向上し、声の高さ、大きさ、調子などの違いを聴き分けることができるようになる。

③生後3~4 か月頃…両親の声が分かり、子音(/m/, /k/, /g/, /p/, /b/)や母音を発声できるようになる。

④生後5~6 か月頃 …声を出して笑ったり、 喃語(なんご)が言葉のように聞こえるようになる。

⑤生後8~9 か月頃 …言葉と身振りの結びつきが分かるようになる。(例:「バイバイ」と言われると手を振る)

⑥生後11~12 か月頃 …簡単な言葉(「牛乳」「ビン」「お風呂」など)の意味が分かるようになる。「ママ」や「バイバイ」などと言えるようになる。

 

精密聴力検査を受けなければならない場合

・新生児聴覚スクリーニング検査で要再検査になった。
・新生児聴覚スクリーニング検査を受けなかった。
・上記のような発達が見られない。
・子どもが精密聴力検査を受けなければならない場合:
・話しかけても反応しない。または、話しかけられていることに気付かない。
・聴き返しが多い(年齢が高い子ども)。
・音がする方向が分からず、キョロキョロする。
・同年齢の子どもより、話し始めるのが遅い
・言葉や文章を正しく言うことができない。
・複数の人が話していると、そのうちの一人の声を聴き分けることが難しい。
・早口で話されたことや、小さな音を聴き逃す。
・学校の成績が思わしくない。

https://www.cochlear.com/jp/home/understand/my-child-has-hl/signs-of-hl-on-children

新生児聴覚検査に関する助成

 

新生児聴覚検査をすべての赤ちゃんに安心して受けていただくために、検査費用の助成金を申請することができる。

対象や要件については、各市町村の自治体ごとに異なりますので、お近くの役所にてご相談ください。

 

まとめ

耳は非常に繊細で、少しのきっかけで難聴になってしまうこともあります。
特に小さい頃は先天的に難聴となっている場合も考えられますので、しっかり音に対する赤ちゃんの反応を確認し、異常があれば検査を受けましょう。
各自治体による助成金もでますので、こちらを読んで、まだ「新生児聴覚検査」を受けてないという方は是非参考にしていただければと思います。

 





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